絶対に買ってはいけないターコイズ!?

〇ターコイズのお話

天然のターコイズは多孔石ですので、長い間に汗や油脂が浸み込み色が変化するものがあります。モース硬度は4~6で熱、薬品、衝撃に弱い石です。そのため本物のターコイズにはバッキング剤を後ろに貼るのが古くからの通例で、いわゆるニセモノ ターコイズには「バッキング処理がありません。」

バッキング処理には、お金も余計な手間と時間がかかりますので。ターコイズを大事に扱うお店ではこうして強度を少し上げて割れや欠けを防ぎます。

ターコイズは水に弱いなどという間違った情報もあるようですが、水を吸ったターコイズの美しさは研磨している人間の楽しみの1つです。

ニセモノのターコイズは、(写真上 メタノールで脱色した上清:染めて色をつけてあるので色落ちする恐れがあり)、水に弱いと説明しているお店もあるようですので、日本の宝飾展、日本のミネラルショーなど(その場限りのお店)では「ターコイズを買わない。」そもそも産地不明のターコイズは購入しない。色の怪しい安価なターコイズは買わない。など、ターコイズをご購入の際には十分な注意が必要です。

ターコイズが水に弱い!?何故そんな話になったのか?

実は、インディアンジュエリーのターコイズ カボションの下には、クッション材として革やパイン材、トウモロコシの茎を乾燥したものが使われていました。腐るので水濡れNGです。

もちろん、正当な古典的技法ですので、それ自体は問題ないのです。数年に1度入れ替えるか、締め直すという作業をしないと、つまり、インディアンジュエリーはメンテナンスしないとダメ。というのが業界内では当たり前なのですから。

当店のターコイズ・アクセサリーには衝撃吸収材が使われていますので水濡れOK!です。海でもプールでもお風呂でもシャワーでも大丈夫です。但し、濡れたアクセサリーは乾いた布などで軽く拭いて下さい。いわゆるメンテナンス フリーな構造ですので、入れ替えや締め直しも必要ありません。

私が思うに、、、インディアンジュエリーは濡らしてはいけない・・・という話が、伝言ゲームされていく中で、ターコイズは濡らしてはいけない・・・に置き換わったのではないか?と、推測できます。

ですが、天然石屋がそんな話をするのであれば、、、意図的に染められたターコイズを安価で仕入れて来て売っているという事も考えられるので、ターコイズ経験値が低い人は、ターコイズは買ってはいけない石だと思います。

(プロでも、騙されるのです。その理由は簡単で、バイヤー(売り手)が騙すから。。。です。その場で確認しずらいという事も原因となります。)

これは、トリートメントや染色してない?と、聞いても、「していない。」と平然と答えるのが通例化しているので、信用ならないし、「聞くだけ無駄な話」になってしまっています。

買い付けに行っても、経験値で戦うしかないwので、、、信用できる問屋を見つけるまでが大変なのです。

地球屋フォアテイルズ 2019年07記載