ターコイズ千夜一夜物語(0019)ターコイズペンダントを作ろう

ターコイズペンダントを作ろう!

その2)さて、第二夜です。ターコイズ カボションの準備は出来ましたか?

制作に入るその前に、注意事項としてターコイズ アクセサリーの制作とインディアンジュエリーの制作は、別物です。インディアンジュエリーは、インディアンジュエリー協会が認めるインディアン(ネイティブアメリカン)が制作したモノだけに使える言葉だからです。日本人が作る銀細工のターコイズペンダントは、「ターコイズを使ったアクセアリー」という事になるのです。インスタなどで発信する際には要注意です。インディアンジュエリーの作り方を教えますなんて、書いていた作家先生が関西にいましたが、「おいおい!」って思いました。

そもそも、ターコイズの知識、インディアンジュエリーの知識ゼロぢゃん!?と、、、。
突っ込みませんでした・・・がwww ネットをやるお歳でもないので、いまだに放置です。

で。ターコイズのカボションは、いろんな形をしています。彫金教室では同じサイズの商品でジュエリーを作ることも多いので戸惑うかも知れません。ターコイズは、高価なのでカットした形で角を落とすだけの損失最小限!で研磨することが多いので三角形や四角も多いのです。

安いニセモノのターコイズなら話は別ですが。あ、あと、私のような「損失上等!」な人ね。

では、覆輪(フクリン)の作り方を説明しますね。

まず、フクリンの長さを決めるので、タコ糸などの太めの糸↑(麻糸)を巻き付けて測ります。だいたいの長さで良いです。後ほどピッタリにしますので。短いのは無理・・・。
巻き付けた糸の長さプラス3~5mmくらい長さに余裕をもってフクリン(銀板)を作ります。

銀板はフクリン用のモノをインディアンジュエリーショップ(USA)から取り寄せても良いのですが、(↑)プロじゃないんだからそんなワンロール10万円ほどのフクリンは要らないですよねwww ある人は、それで。無い人は0.5mm厚の銀板を糸鋸で切ります。

この際、ケガキ線を引くコンパス↑があるといいのですが、普通のコンパスでも出来ると思います。鉛筆を外側にすればいいんじゃない?的な・・・。

本気でやるなら工具は必要ですが、代替品でも作れれば、結果は同じ。・・・ねw

0.5mm厚(以下)の薄めの銀板を切る時は、5/0(ゴーゼロ)の太さの糸鋸刃を使います。

これ(フクリンパーツ)を万力で挟んでおいて糸鋸で切った部分をヤスリがけして、平らにします。

そして<長さ=およその外周>mmx幅5mmx厚み0.5mmの銀板にします。
(万力はホームセンターにある安いモノでも、工具店の卓上万力でもご予算に応じてご用意を。無ければ手に持ってヤスリに押し付けながらでもOKです。)

ヤスリは「中目」と「油目」の平(大)があればとりあえずはなんとかなります。(ホームセンターで売っている安いモノで良い)

<ポイント なます、ってニャンダ!?>

銀は、「なます」と柔らかくなり、変形しやすくなります。
なます・・・バーナーで加熱し白からオレンジ色になったら、一息おいてお水の中へ「ポイ!」これてOK。銀は加熱し過ぎると溶けます。どこまでやれば溶けるのか?それは自身で体感しておいて下さい。(切り落とした銀板などで)オレンジ色の次に明るく光ってから溶ける感じです。ご確認を。

バーナー作業(ロウ付け)は、耐火レンガの上での作業となりますが、耐火ボードも使えます。畳一畳分ほどで1,000円くらいでホームセンターにあります。買ってその場でへし折って(爆)持ち帰り、家でノコギリで切って机や台の形を整えればOKです。防火対策は大事!耐火レンガも200円ほどで手に入るので1つあるといいと思います。お金に余裕があれば、工具店で彫金用の耐火レンガを買うと良いと思います。(ご予算とご相談で・・・。)

そして、「変形硬化」銀は変形させると硬化します。刻印後、変形後の再変形には要注意!銀がひび割れないように「その度、なます」事を忘れずに。。。

手抜きは作業をゼロに戻す!(笑)です。

モノを作るのは、1発勝負。失敗は許されないのです。(やり直し=作業時間は倍になる)

・・・と、本日はフクリン(帯)を作るところまで。

基礎的な話が多いのですが、ご理解いただけますと幸いです。最初はみんな初心者だ!(笑)

明日は、ターコイズ カボションに、フクリンを巻いて長さを揃えて・・・からです。

 

地球屋フォアテイルズ

さて。最初に描かなきゃ、いや、書かなきゃいけない事がもう一つ!

デザインですよね。メモで良いので描いておきましょう。記録にもなりますし。こんな風にイメージしたのに、、、何でこうなった!?(笑)と、楽しめるかも知れませんしwww

とにかく、楽しむ!ということをお忘れなく。仕事も遊びも紙一重。何事も楽しんでしまえば大丈夫!(ホントか?www)

後ほど、古典的な資料のシルバースミス(銀細工師)のデザインを追加しておきます。
↓この辺に・・・。

資料 1952年発行の古い本。アメリカから輸入したもの。

60年以上前の本。シルバースミシングというタイトル。

シルバーワーク&ジュエリーという本 1902年発行 100年以上前の本

USAから数十年前にe-Bayにて入手したもの。

ベゼルというのは、覆輪(フクリン)のことです。全体的なデザインのペンダントはあまり掲載されていないようです。

ターコイズ アクセアリーの歴史は、わずか100年程しかありません。ネイティブアメリカンに銀細工がスペインから伝わりそれから・・・。そのスペインには、日本の武具(刀の柄や、鎧兜)への彫金技法が伝わったモノ。。。ということは?(笑)一周まわって日本かよっ!!!って笑う。

そして、このわずか100年の歴史の中で、どれくらい多くのターコイズ鉱山が閉山したか。驚くべき速さで、掘りつくされている現状。ターコイズが滅ぶ日は近い。