ターコイズ千夜一夜物語(0001)バッキングのお話

ターコイズは、多くの理由でバッキング処理を行います。インディアン達は、その昔ターコイズを着用していた時に、これらのマトリックスの境目に沿って割れるということを知りました。

マトリックス(母岩の模様)が入る美しいターコイズは、実はとても脆弱です。もし、バッキング処理がなかったらそれらは簡単に壊せるでしょう。マトリックスは、ターコイズを美しく見せますが壊れたりひび割れるのはその部分です。このマトリックスは、ターコイズのまわりをコーティングするように生じた房状になった小さなターコイズの集合体です。

これを横切るように上手にカットした時に、スパイダーウェブを認めることができます。そして、このウェブが多いほどターコイズの強度は弱くなります。ターコイズに高い価値を与えるマトリックスは、それはまたターコイズを壊れ易くするものです。

そしてインディアン達は、この割れるという問題に対する処理法を探し始めました。バッキング処理した場合、それは脆弱な石の強度をあげることができます。

バッキング処理の初期段階のやり方は、初めはとても変わっていました。最も一般的だったのは、フォードモデルT(1909年~ USA)のバッテリーケースに接着する方法でした。そして、このバッキング処理方法は、古いレコードを使うやり方に発展しました。

初期のレコードは、あまり厚みがなくバッキングに使うのに適していました。その後数年にわたり更に多くのいろいろなものがバッキング処理に使用されました。

バッキングの方法は、ターコイズ・カッターの知識はシークレットだったようです。現在、デブコン社の製品がバッキング処理材としてによく用いられていますが、これは非常に強く、縮まず、曲がらず、そして、とても安定しています。

ターコイズのバッキング処理は、ターコイズ・ビジネス(USA)ではスタンダードな処理です。ターコイズ・ビジネス(USA)に詳しい人達は、バッキング処理しないことは、ターコイズにとって強度的に好ましくないということをよく知っています。

バッキングというのは、スパイダーウェブのような脆いターコイズの割れ防止の方法として行われるターコイズ特有の処理の1つ。多くは、ターコイズ カボションの裏に硬い素材を貼り付ける技法が一般的で「デブコン(黒)」がアメリカや日本でもよく使われている。

ターコイズ初心者や、マクラメ初心者、天然石初心者、モンスター顧客は、このバッキング処理をわざわざ施した・・・つまり、ご丁寧いにお金と時間とひと手間かけたこのカボションに驚いて、「インチキだ!」裏になにか貼り付けて重くしてある!なんて、恥ずかしい事をツイートしたりするのである(爆)んで、その筋の人たちから笑われるわけで。無知の知。聞くは一時(いっとき)の恥、聞かぬは一生の恥なのだ。私的には「ニンマリ」して終わるのだが・・・。だから、書いておくのだけどね。

中には、「削り落としてくれ!」なんて横暴なお客さままでいるので笑えない。。。落としたいなら、自分でやってよ。これは、石を大事に思うから、、、石の保護のために、、、ターコイズの歴史と文化の中で生まれたもの。ターコイズ色の石でいいなら、中国製の染め物でいいんじゃないの?って思うのはターコイズ屋だからかな?ま、そんな横暴な態度の人には基本大事なターコイズは「売らない」んだけどね。

 

FEATHER&TURQUOISE COMPANY, LLC
(Limited Liability Company), JAPAN

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