研磨初心者ならカボションを研磨しよう!

研磨のススメ。

初心者である(自己判断)なら、カボションの研磨がおススメだ。
初心者にありがちな多面体(四角形とか八面体とか、ひし形とか)は絶対に避けよう!!!
何故なのか?

それは、とても単純な話で研磨作業の工程数は、カボション(曲面)の場合は、1面のみの研磨だ。

1回の作業工程で完結する。時間も早いがより丁寧にキズを消すことができる。

これが「多面体」を研磨するとどうなるか・・・。
考えただけでも、ああ。恐ろしい!(笑)

4面体では、1面に7工程(研磨機PIXIE/GENIE)が必要だ。
作業時間は単純に7倍になる。4×7で28工程だ。
コマックス社の3連グラポリなら6工程なので、それでも24工程もある。
作業時間が24倍になるはずなのだ。

つまり、簡単に言えば「カボション28個分の作業」をいきなりやろうとしているのだ。。。
多面体を研磨したところで、販売価格は28倍の金額にはならない。
どちらかと言えばかかる時間が28倍で工賃が1/28になるということだ。(爆)

8面体では、8x7=56工程
12面体なんてやろうものなら・・・12x7=84工程、つまり研磨時間はカボションの84個分だ。
研磨には84倍もの時間をかけなければならない。

それをプロの研磨士が1面を10分で磨き終えるとしても840分(14時間)かかることになる。
つまり半日かけての作業だ。

初心者が1面25分で磨き終えるとするとこの作業時間は、2,100分(35時間)となる。
参考値だが、1.45日(およそ1日半)必要ということになる。そんなに長時間の集中はできない。
3日間くらいかかると考えた方がいい。

初心者が陥りがちな。。。天然石だから多面体にしたい!の気持ちはわからなくもないが。
作業工程数が乗数で増えていくことは忘れてはいけない。

結果、1面にかかる時間が短くなり雑な作業をして傷だらけの多面体になってしまう。
本末転倒だ。最初からやり直し!となる。

水晶でやるとその研磨の丁寧さがわかる。キズが見えるからだ。最後の最後までキズが残る集中力が必要な作業だ。
研磨初心者に8時間集中して1つの石を磨く!ということは・・・まず無理だろう。
丁寧に1面1面仕上げていく喜びみたいな妙な充実感?も味わいながら、楽しんで研磨していないと長時間研磨はできない。

だから!研磨初心者は「カボション」の研磨がおススメ!!!なのだ。(^^)

地球屋フォアテイルズ

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