天然石研磨機「3連グラポリ(ディスク用の冷却水供給パーツの改良)」

さて、コマックス社の「3連グラポリ」という比較的天然石研磨機の中では価格が安く汎用性に優れた研磨機の紹介と改良です。この数週間「3連グラポリ」を使いその勝手の良さに感激しているわけですが。

1つ欠点が。これは使い方による弱点みたいなものです。

私は、初心者でもわかるように、3連グラポリの2つのホイールを「#60」「#360」のダイヤモンドホイール(オプション)に固定することで、取り換えのわずらわしさ、言い換えれば、扱いにくさを取り除きました。

天然石研磨機の多くは、#80、#220のダイヤモンドホイール で始まり天然石の形をカボション等に仕上げます。 6連式の研磨機の利点、使いやすさは、ホイール交換がないことです。そのまま使うので初心者向きでもあります。

コマックス社の3連グラポリの欠点で長所がこのディスク交換です。砥石ホイールを使うことで平面の研磨を可能としますが、同時に砥石が減る、交換して使うわずらわしさ、最適な研磨の粗さの判断が研磨士の知識に委ねられます。

これは、研磨上級者には自由自在な機構であり扱いやすい汎用機となるのですが、一方研磨初心者にとってはとても高い壁となるのです。天然石の研磨は、とりあえず研磨に慣れるところから経験を積まなければいけんません。この為、3連グラポリの汎用性は仇となります。

そこで、オプションのダイヤモンド ホイールで2つのホイールを固定することで、使い勝手が100倍簡単になり、コスパが飛びぬけます!この機械は凄いんです。ホントに。

1)#60ホイール: ラフ(Rough)研磨用です。カットしたスライス天然石を自在に削り好きな形にします。
2)#360ホイール: ファイン(Fine)研磨です。削った天然石の輪郭、形を仕上げます。

この2本は、ダイヤモンドホイールです。PIXIEやGENIE、CABKINGの#80、#220に相当します。そして、このマシン最大の利点が3つ目の磁石式のディスク交換式システムです。

3)#600、#1200、#3000の耐水ペーパーで均一なキズを表面につけて、いわゆる研磨を仕上げていきます。磁石タイプで、貼り付けるだけ、耐水ペーパーは80~250円(1枚)程度、いつでも作って交換できるので研磨力はいつも最大を保つことができて、そしてなによりその単価が安い!!!

そして、このように6連研磨機同様に、研磨の番目を固定することで、断然使いやすい機械に豹変します。

4)光沢研磨: #14000 キャンバス地にダイヤモンド ペーストを僅かにつけて使用します。

キャンバス地は布屋さんで1m単位で購入でき、コスパは最高です。3M55スプレーノリでディスクに貼り、余分な部分をハサミで切り取ってディスクは完成です。

この光沢研磨用のキャンバス地ディスクは乾式です。もちろん冷却水は使いません。
・・・実は、ここにこの「3連グラポリ」の弱点がありました。


光沢研磨の時(ダイヤモンド ペースト&キャンバス地)は、水を使わないので、このチューブを水がキャンバス地につかないように外側に取り付け金具をちょっとだけ毎回曲げます。


この作業を毎回繰り返すことで、この取り付け金具に金属疲労が生じていつか必ず破断します・・・。
なんとか、ならないのか???曲げる機構(蝶番など)を組み込むか?
悩むこと30分。。。「どうしよう・・・。(@@;」


「あ”」
そうか!水をディスクに飛ばしてやればいいんだ!とシンプルな方法を思いついた。。。
ノズル口径が太い=水は飛ばない(ポタポタ)
そこで、現行の銅管ノズルにひと回り細い銅管(1.4mm)を20mm切り、差しこんで万能ロウで溶接してみた。 1.5mmの噴出口を1.0mm(内径)に変更したことになる。


取り付け金具を曲げずに、ディスクに水がかかればOKなんだ。(シンプル イズ ベスト!)
この取り付け金具を長くして、中心に近い位置にすればさらに良い。または水がかかる位置を中心付近にセットすれば良い。

この改良で「3連グラポリ」は最強!最安値!最高コストパフォーマンスの天然石研磨機となったと思う。


コマックス社の3連グラポリ、ディスク冷却システムの改良(地球屋フォアテイルズ)

BGM制作&動画編集:フォアテイルズ

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