天然石を簡単に研磨してカボションはできる(補足資料あり)

天然石を研磨する。その昔、100年ほど遡るとインディアン ジュエリーにも使われる「ターコイズ」という青い石をネイティブアメリカンは見つけます。それは、茶色の大地から見つかる青い鉱脈。空の石、水の石、守りの石としてとても貴重なモノでした。

彼らは、それを「虹の足元から生まれる水の石」として、ターコイズを探すなら虹を追えという言葉を残します。これは後に、「ターコイズ ハンター」と呼ばれる採掘師(鉱山夫)たちに言い伝えられました。

ターコイズの青い鉱脈は、「水」を撒くことで、砂漠の大地から探し出すことができたのです。
虹は、雨の後に生まれます。その大地には青い鉱脈が浮き出るのです。

さて。今回は「天然石の研磨」について、書きましょう。

資料はおよそ70年前にアメリカで発行された「INDIEN SILVERSMITHING」という古い古い本です。私は10年以上前にこれを手に入れました。ターコイズの研磨について、詳しく書かれていました。おそらく、石を削りアクセサリーにして身に着ける。「ジュエリー」の基本的なお話です。

昔は、どうやって「石を削ろうとしたのか?」です。まず、叩いて割る。または、適当な大きさの原石を探してくる。それは私たちが買い付けに渡米したり、ジャムショーやミネラルショーで電析を手に入れるのと同じなのです。

ターコイズ原石(なんでもいい)などの天然石をどこかで入手する。硬い石は時間がかかる。柔らかい石は形にならない。モース硬度はネットで検索もできますよね。(現代では)

50年以上前、金属を削る砥石、手回し式のグラインダーはあったようです。それを使って石を削り形を作ることを始めます。ナイフなどを研いで、狩猟をしたのでしょう。電気などなかった時代に無かった場所で。

「石を研磨棒に取り付けて、粗目研磨をして削り形をつくる」

原石を4インチ(1インチ=2.5cmなので、およそ10cm)のカーボランダム(炭化ケイ素の通称)ホイールで平らな部分(裏側)を作る。ここで、「あら!?」と気がついた人は、良く読んでいる方。先日のGC#60という研磨剤を覚えていますよね?「天然石に簡単に穴をあける」に記載の。

あれ、なんでしたっけ?

GC微粉とは: 緑色炭化ケイ素研磨材で、SiCの純度が高く、極めて硬い結晶により構成されています。 その性質は、ダイヤモンドに次ぐ硬度を保ち、六方晶のa型の結晶は化学的には常温安定性があり、破砕により鋭い研削刃を自生し、優秀な研磨力が特徴です。

炭化ケイ素。硬いモノで、天然石を研磨する。これは今と同じではありませんか?ね?

古典的技法によれば、、、#180の粉をのせた布をひざの上(モモ)において、ひたすら擦れ!です。#180(耐水ペーパー#180と同じです)え?じゃあ、耐水ペーパーでもできるの?・・・ですよね。

 

#180で仕上がったら、スポンジに#180の粉をつけたものを板に貼りそこで擦れ!!!です。研磨機の2番目のホイールが#220なので、それよりも粗目で削って形を整えるているということです。

 

仕上げにはクリーミーなペーストの。。。酸化インジウムスズ(tin oxide)を塗った硬い鹿革か、柔らかいなにかの革で擦り表面を仕上げる。モノタロウで手に入る「ダイヤモンド ペースト」でこれは代用できます。粒子サイズここに書いてありませんが、おそらく#600~#3000のはずです。車の光沢研磨のWAXなんかでも代用できるのかも知れません。身近にあるもので何とかする。。。これはネイティブアメリカン的な思考です。

 

これは、石の留める方法です。WAXという硬めのロウで石留めします。これは、「ドップワックス」という名前でアメリカにあるのですが、、、私は「瞬間接着剤」というものを使いますw強力ですからね。化学のチカラは。。。100年前に無くてもいまはある・・・そんな身近なものを応用するのが現代版ジャパニーズ・インディアンなのです。

研磨については、別ページで述べています。

#60(#80)、#220、#280、#600、#1200、#3000の6本のホイールで研磨機は構成されています。ハンドメイドでやるなら、その番目の耐水ペーパーやGC粒子で代用も可能ということです。

じゃあ、研磨機は簡単に手に入らないのか?というと、、、スタッフが探しました。
見つかりましたよ。お姉さんっ!(パターンだなw)

 

なに!?100年前と同じで電気は使わない!だと?それもまた味があっていいかも知れませんね。
これ、モノタロウで買えます!(驚)そして、、、安い!!!

包丁研ぎ機と言えばそうなんですが、電気をつかって効率もあげて早めに研磨したい人はこんなものを使うのも良いかも知れません。なんといっても安い。中国製の3,000円の包丁研ぎ機なんてのもあります。(持ってる)
前から見ると「包丁研ぎ機」ですが、斜め上からみると「天然石粗研磨機」に見えるとか見えないとか。

タテ型!手回し式が電気式になった!という進化の歴史をみるようなマシン。お値段は少し上がります。でも、これらでできるのは、粗研磨という部分です。(包丁研ぎ機です)仕上げは、手で擦る!というのは同じなのです。

そこで!?

 

ホイールが6本並ぶと効率化は数十倍! 耐久性も数十倍。プロとして、本気で遊ぶ!
いや、副業で楽しみながら天然石アクセサリーを販売するのなら。。。

ハンドメイド作家として副業で稼いでしまおう!とうのであれば。。。
一家に1~2台の天然石研磨機を(笑)

フォアテイルズ

 

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