天然石に穴をあけて簡単にビーズを作る方法 その4

さて。。。

いよいよ、天然石に簡単に穴をあける!の方法も最後の説明となるかも知れません。
ここがポイント!ってヤツですね。

研磨には先日のGC#60という研磨剤を使います。粒子サイズが大きいのは粗目といいます。
ヤスリの粗目のように、ゴリゴリ・・・とやるわけです。

では、機材もあと先端の銅管を挟む部分のみとなりましたので。
そこは抜かして説明でも。。。設定は図の方がわかりやすそうなので、図に描いてみました。

天然石の方は、割りばしなどで挟み輪ゴムで固定し、その割りばしを台に固定し天然石の方を完全に固定すること。割りばしで固定して、それを木の板に止めてもよし。そこは臨機応変に・・・。
つまり。天然石の方は位置が動かなければ、、、なんでもいいのだ!

ハンドリューターの先端に銅管(今回は1.4mmですが、2.1mmの方がいいかも?)を50mmほど切ったものを取り付けます。もちろん、ドリルとして使うので曲がっていてはダメですよ?まっすぐな部分で。

これを垂直ドリル台に取り付けます。ハンドリューターの回転速度は超低速で。

摩擦熱はダメ!だから、可能な限りゆっくりと回す。目安は600rpm/minくらいかと。
次に必要なのは「研磨水」GC#60と水道水を1:1ぐらいに混ぜたもの。(適量でOK)

紙コップや、ペットボトルのキャップなどにあらかじめ「研磨水」は用意しておきます。
この液体を銅管と天然石の間に挟む・・・つもりで、ハンドリューターを軽く上下させながら、天然石の表面をこする。(最初は先端が滑るので、ハンドリューターを固定しないて銅管の縁と研磨水で天然石表面にを少しキズを付けて、アタリをつけてからやるとよい)

早く開けたいからと、回転数を上げ研磨水を吹き飛ばし、銅管と天然石の戦いにしてはいけない・・・。
耐水ペーパーの裏側で石をこするようなモノだ(^^;
研磨したいなら、銅管-GC#60-天然石のサンドイッチを意識して。

研磨水のGC#60粒子を天然石に銅管で軽く押し付ける・・・。
強く押し付けすぎると、銅管が曲がったり、銅管が減るのは早いかも知れない(笑)加減して。

研磨材を効かせることが大事。ザリザリ、ガリガリという手ごたえがあれば数分もすれば穴が開き始めるはず。
水晶などの硬い石は、気長にやるしかない(笑)削っているのだから。。。

感覚的に慣れるのであれば、モース硬度が低めの天然石を使い、穴あけのコツをつかむと良いかも知れない。

研磨水が乾いたり、無くならないように気を付けながら、スポイトや竹串で研磨水を垂らして追加。
ザリザリと10回くらいこすれたら、軽く持ち上げて研磨水を銅管先端と天然石の間に流れるように仕向ける。

普通なら、ハンドリューターのドリルで「ギューン!」というのが、穴あけな気がするかも知れないが。。。
今回、あくまでもハンドリューターは、銅管をゆっくり回すための工具。

接地面にGC#60の研磨材が挟まり転がることで穴があく。もちろん、天然石も銅管も削れる!
「銅管も削れる!」OK?硬い天然石の場合は、銅管も交換しながら穴あけをする。

耐水ペーパーと同様にそれ自体もダメになる。天然石の方が柔らかいなら、穴が開くのも早い。
モース硬度がいくつなのか、水晶なら1mmで3分くらいかな?とか時間の目安になる。

天然石に穴をあけるのは地道な作業だといえる。だけど、昔は竹串でこすったなんて話もある。
昔の人は、勾玉や棗玉(ナツメだま)など高貴な方の飾りを作った。どれだけの時間をかけて穴をあけたのか。

気が遠くなる。火起こし器のようなものを道具として使い・・・つまり現代版のハンドリューターだ。
グルグル木の棒を回して砂を使い水を加えて・・・。古典的な技法だが。穴は開く。

古代の人ができたのに、現代人にできないはずはない!!!(・・・でしょ?)

先日研磨体験に来てくれた方が、こんなことを言っていた。
「天然石ビーズの内側って粗い研磨ですよね?白くてザラザラの、あれはどうにかできないのですか?」

「・・・もちろん、できます。」

GC#60で穴をあけることができるのだから、#220、#280、#600、#1200、#3000と変えて銅管でこすれば。。。内側の研磨もできるわけです。

そして、こうして丁寧に作られた天然石ビーズの特徴は、、、?

「そう!ビーズの入口と出口で穴の大きさが同じサイズ!になります。」

こうして、天然石ビーズの素ができたら、次はこれを研磨して丸いビーズ形やナツメ玉型、勾玉などに研磨して形を整えれば「天然石手づくり玉」が完成するのです。

 

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