天然石に穴をあけて簡単にビーズを作る方法 その1

「あの~」
「はい?(^^?」

天然石に簡単に穴をあける事って、できないですよねぇ?」
「はい。出来ますね(^^)

「ですよねぇ・・・。ん?(@@;えっ?」
「えっ?(笑)」

・・・と、まあ。そんなお話です。

どうやって?・・・という前に、穴をあけるということはどういう事なのかを理解するところからOK?
(読み飛ばしてもいいですが・・・知識は大事よ?)

天然石に穴を・・・といっても、ものすごくモース硬度の高い宝石は普通じゃ無理ですし、まず、そんなものに穴は開けないっすね。だって、宝石はお高いんですもの。(笑)で、今回は硬いといっても、クォーツ(モース硬度7)までのお話としてご説明を。

「ラブラドライトでビーズが欲しいな~。」と思ったとしましょう。ラブラドライトのモース硬度は6~6.5だそうで。硬くもなく柔らかくもなくなので穴あけは、、、ビーズは出来そうですね。じゃ、その前に知識を頭に入れときましょう!!!

あ、それ以前に。「石には穴なんか、あかない!石は硬いから石頭って言うんだぞ?」という石頭な固定観念は「ポイ!」とゴミ箱へ捨ててください。「あきます。古代メソポタミア文明とか、そりゃもうかなり大昔から、、、人は石に穴をあけています!」

ダイヤモンド ビットで、ぎゅーん!というのもあるのですが、それも知識がないとドリルビット代にお金がバンバン飛んでいくことになります。ダイヤモンドは600℃付近から黒鉛化をはじめ、800℃を超えると炭化するといわれています。

ドリルビットと天然石ではその摩擦熱は600度を超えると言われていますので、ドリルビットに蒸着してあるダイヤ粒子などひとたまりもありません。あっという間に(数十秒で)炭化して削ることすらできなくなるわけです。そうなると役には立たず、もはや爪楊枝以下!?冷却オイルで冷やすとか、水冷しながらの作業は必須となるわけです。コツを知れば、ドリルビットも長持ちするとは思いますよ?(多少は)

天然石に穴をあける。と書くのは簡単なのですが、「摩擦熱」には気を付けないと天然石が「熱変性」するとか「劣化して脆くなる」などのダメージを与えることになりかねません。

天然石に穴をあけるなら、「摩擦熱」「水冷却」というキーワードは忘れてはいけません。
そして、もう一つ大事なキーワードがあります。後ほど・・・。

ドリルビットも石もダメになる。そして、穴も開かない!追加のドリルビットを買ってすぐにダメにする!この繰り返しになる。(たぶん、やってみたけど、ここでつまずく方も多いのでは?)天然石に穴なんてあかない!って。石は硬い!って。

じゃ、これ↑誰がどうやって?穴をあけたのさ???
と、思いませんか?

市販の天然石ビーズは、東南アジアや中国という人件費のとても安い国で主に作られているようですが、「誰が」は知りませんwどうやって?は、なんとなく知っています。

超音波穿孔機というとても「お高いマシン」で、キーン!と・・・やっているんだと思いますw
簡単に言えば、ニードルの先端に超音波(振動)を起こして、金剛石(ガーネット)の粒子を含む水を接触させて振動させて天然石に穿孔する。という技術です。

ビーズでマクラメやブレスを作る作家さんは、おそらく知っていると思いますが、こうして作られた大部分のビーズ、大量生産的に作られたビーズたちには・・・丁寧さに欠けるが故の、ある共通点があるのです。

ニードルの先端側と根元側で、、、穴の・・・。

穴の大きさが違う!とか、片側の穴が小さくてマクラメが通らない!?なんて体験したことがありませんか?

それです!ニードルの太さの関係だと思います。

それを直す方法としては、小さい側から、ダイヤモンド ドリルビットの細目のものを突っ込んで、洗面器などに水を入れてその水中で低速回転「ゴリゴリ・・・」削ることで、ある程度穴のサイズを広げることは出来ます。無理をするとビーズが割れますけどね?(笑)
そこは自己責任で!天然石には割れ欠けしやすい方向があるのです。

※リューターは、基本電動(100vコンセントからの電源)なので、防水でビニール袋をかけ先端だけ水につけるとか、ゴム手袋を着用するなどの注意しないと感電する危険性もあるのでくれぐれもご注意を!
そこも自己責任で!

さて、ミュー先生。だいぶヒントが出ましたが。

じゃ、天然石の「穴」ってなんでしょうか?
「覗くと向こう側に世界が広がるところニャ?」

正解!?(--;いえいえ。

石の・・・? 石のぉー???

そう!削り取られた部分。ですよね?

そんなの当たり前ニャ(笑)

そうかな?(ニンマリ)

布や革は、針で刺すとそこの部分の分子は押しのけられて物理的に「穴」が空きます。これは普通に言う「穴をあける」でも、天然石には、針を「プスッ!」と刺して、というわけにはいきませんよね。それは、石の場合は「穴の部分を削り取る」=「穴をあける」だからです。

ということは、削り落とせばいい・・・わけですよね?
これが、テーマ「天然石に簡単に穴をあける」の答えなんですよ。

最後のキーワードは、「削る」です。

えっ?穴をあける。ぢゃニャいの?

(^^;ないの!

天然石の「穴の部分をを削り取る!」なの!!!(ここ大事)

続く・・・。

 

次は、「天然石に簡単に穴をあける」(実践編)

実際にかかる機材の費用(リューター込みで、2万円程度:モノタロウから取り寄せ中)から、ビーズの作り方のコツまで・・・。

そういえば、あの天然石のビーズ、売ってないかなぁ・・・とか。
オリジナルの「ビーズ」がブレスのメインに欲しいなぁ・・・なんて思ったことないですか?
そんな方には朗報です!(CMか!?)

だって、「天然石のビーズ」の簡単な作り方を教えちゃうもん(笑)
あ、簡単っていっても「目玉焼き」焼くのとはわけが違うので、それなりの知識(↑)と、作業にかかる数十分の辛抱は必要です。

復習問題)天然石に穴をあけて「ビーズ」を作るのに必要な知識は?

1)・・・熱
2)水・・・
3)・り取る
4)会長の名前はミュー、〇か✖か!

明日、テストにでるよ?