本物のターコイズは何故貴重なのか?という話

ピーコック ターコイズの原石

天然のターコイズは、なにゆえ貴重なのか?そんなお話です。

まず、ターコイズはこの地球上のどこで掘れる(産出する)のか?・・・ですが。
ターコイズは、この地球を取り巻く北緯29度~39度の付近の乾燥地帯の土埃の覆う大地の地表~地下にターコイズは静かに眠っています。乾燥地帯とか砂漠地帯でしか産出しないという特徴があります。つまり、湿度の高い日本に世界に名だたるターコイズ鉱山がないのはそんな気候の影響ということです。

かつてはペルシャと呼ばれたイランのシナイ砂漠や、中国の湖北省(ヒューベイ)、チベット、アメリカ南西部などの特定地域のみで産出しその大部分は砂漠地帯です。
そもそもその名はピエール ターコイズ、古フランス語で「トルコの」を表す形容詞だった(Turquoise)という語が、ターコイズ ブルーを意味する言葉になったと言われています。

一説によれば、トルコでトルコ石が産出されたわけではなく、アトラス山脈周辺の砂漠で産出されたものが貿易でトルコを経由してヨーロッパへ広がったのちになじみの深い宝石になり、「トルコ石」と呼ばれるようになったという説が存在します。

事実、現在のトルコからトルコ石(ターコイズ)の産出はありません。

地球上の銅を産出する場所でターコイズを見つかります。ターコイズが生じる為には銅成分が必要です。ターコイズは水和した銅とリン酸アルミニウムからなります。

近年の銅採掘は、効果的な抽出をするために酸性の溶液が使われます。これにより、ターコイズは溶かされてしまいます。同様に、アズライト、マラカイトなどもその犠牲になり酸性溶液に溶解してしまいます。奇しくもそんな採掘技術の進歩により、天然のターコイズはとても珍しく貴重なモノとなっていくわけです。

このような近年の需要と供給のアンバランスな事情により、単価のとても安いハウライトやマグネサイトを青く「ターコイズ カラー」に染めた石をターコイズと呼ぶ業者も増えて中国産の染めた「イミテーション ターコイズ」があたかも本物であるかのように「ターコイズ」と、色の名前で呼ばれて天然石屋さんやアクセサリーショップで安価で売られ今日ではターコイズ市場の70%以上を紛い物が占める結果となっていきました。また、ターコイズの代わりに青いプラスチックが入っていたなんて笑えない安価なアクセサリーまであるほどです。

ヒューベイ産(中国)やチベット産(中国の近く)などのUSA以外のターコイズは仕入れません。それは、チャイニーズ(ほぼ染め物)は扱わないというポリシー(モハベはアリゾナ州のキングマン ターコイズ鉱山で正式に製作、販売しているので扱いがあります)に基づいています。

こうして、ターコイズ鉱山は採掘、閉山が繰り返されてどんどん消滅(閉山)しています。この50年でUSAの有名な多くのターコイズ鉱山がすでに閉山しています。

天然のターコイズを入手するのは年々難しくなっていくと予想されます。
そんな貴重な天然のターコイズを是非手元に1つ、2つ・・・。

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